花粉症の新しい治療について~舌下免疫療法のメリット~

春休みで、公園などで小中学生が楽しそうに遊んでいる姿をみるとホッとします。集団での遊びこそ、リアルな社会学習です。大人たちが暖かく見守ってあげたいですね。今年の花粉症も峠を越えた感じです。現在の症状を抑える短期的な治療から、花粉症の体質を根本から治療する舌下免疫療法を取り入れることがやはり、長期的な花粉症対策としては有効です。症状が治まってきている段階で舌下免疫治療は開始できますのでご相談ください。特に小児期は多くの体験学びをし、よく睡眠をとってほしい時期ですが、花粉症によって十分な活動が制限されてしまったり睡眠不足になる方はよい適応かと思います。5歳以上の方から保険診療の適応です。1-2年かかる治療であるため、継続するためにも治療への理解や納得が本人にも家族にも必要です。くわしくはスタッフにご相談ください。

※新高校一年の女子にHPV(子宮頸がん)ワクチンを推奨しています。迷われている方はご相談ください。

※成人の難治性湿疹の方へ金属やゴムアレルギーのパッチテストを始めました。保険診療です。

※重度花粉症に対する注射治療を今年から始めています。非常に効果がある一方で、その適応は制限されていますので、今年花粉症の薬を飲んでいても症状がひどかった方はご相談ください。

※メールによるクリニック通信は今後LINE配信に切り替わります。よろしければLINE登録をよろしくお願いします。

標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22 
(※18歳以上 ※5歳から17歳は別途指標((表1).5歳以上17歳までの性別・年齢別・身長別標準体重計算式))
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
肥満度はBMI=22を標準とした数値

肥満度20%こえると 肥満症になる恐れがある。

BMI指数 (標準=22)肥満状態
18.5未満低体重(やせ)
18.5以上 25未満普通体重
25以上 30未満肥満(1度)
30以上 35未満肥満(2度)
35以上 40未満肥満(3度)
40以上肥満(4度)