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こどもの熱中症対策 まとめました

今日は朝起きてからテレビをつけていたら、何回も「熱中症に注意しましょう」というメッセージが聞こえてきました。具体的になにを注意したらよいでしょうか?思いついた点と、5月23日の朝日小学生新聞の記事を参考にまとめみました。

★まずは早寝、朝ご飯です。熱中症の患者さんをみていて、気づくことはやはり具合が悪いときに無理をしているときになりやすいという点です。熱中症対策の土台は十分な睡眠と食事です。昼間の対策は、夜から始まっていると考えてください。朝ご飯を食べて、塩分補給をしてから、活動することが夏こそ大切になります。

★衣服を工夫しましょう。個人的には肌着はなしでTシャツだけでもいいと思います。白い服を選びましょう。帽子をかぶりましょう。上着をズボンにいれず、開放し熱を逃がしましょう。夏につなぎタイプはやっぱり暑いと思います。うちの子は、熱を逃がすために肌をよくぬらします。帽子もぬらしてから被らせてます。人工の汗だと思ってください。

★輻射熱と湿度を気にしましょう。気温は、天気予報で毎日流れます。車内のモニターにも最近は気温でますよね。だから無意識でも、情報として入ってきます。でも輻射熱と湿度こそが、熱中症指数(暑さ指数WBGT)を高めます。影響の割合は気温が1割、湿度が7割、輻射熱が2割です。輻射熱は地面や建物、体など物質からでる熱です。最も危険な場所は、車内とバギーです。地面に近い場所で生活している幼児も輻射熱の影響を受けやすいです。
一秒でも車内に幼児を一人にしないようにしてください。車内で寝ているから、ちょっとコンビニで買い物・・・だめですよ。

★暑い時期に増える水の事故。子どもはお風呂でも浅いプールでも、静かに思ったより早くおぼれます。水遊び楽しそうにしている時、必ず大人が付きそいをしてください。バーベキューやアルコールなどで、子どもに100%注意が向けられない自信がないときは、浮き輪救命具をつけて遊びましょう。私は昔、海でおぼれた経験があります。幸い近くにいた大人に助けてもらいました。あれ?あれ?と思っている間にプクプクもぐってしまい、助けて!なんて言えませんでした。本当に水は怖いです。

標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22 
(※18歳以上 ※5歳から17歳は別途指標((表1).5歳以上17歳までの性別・年齢別・身長別標準体重計算式))
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
肥満度はBMI=22を標準とした数値

肥満度20%こえると 肥満症になる恐れがある。

BMI指数 (標準=22)肥満状態
18.5未満低体重(やせ)
18.5以上 25未満普通体重
25以上 30未満肥満(1度)
30以上 35未満肥満(2度)
35以上 40未満肥満(3度)
40以上肥満(4度)